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カーニヴァル最終日
今日は、マルテディ・グラッソ(Martedi Grasso).「肥沃な火曜日」と呼ばれるカーニヴァル最終日です。

息子の幼稚園でも、フェスタがありました。

午前中は子供達だけでお祭り。過去2回は、「中世のお城(子供達はお姫様や騎士に扮装)」、「サーカス(子供達は動物やピエロに扮装)」でした。そして、今年は「おもちゃ」がテーマ。
息子は、最初は「電車」に扮する予定だったらしいのですが、途中から「青いフェッラーリ」に変更。衣装も小道具もすべて、子供と先生で手作りです。いろんな幼稚園のカーニヴァルの話を聞くと、他の幼稚園では、家から衣装を用意していくそうで、買わなければならなかったり、「あっちの子の方がいい〜」とか、いろいろ問題があるようです。息子の幼稚園は、こうやってすべて幼稚園でやってくれる(しかも手作り!)ので、親としては大変助かります。

そして、放課後は、親と一緒におやつを食べます。毎年、親が飲食物を持参するのですが、私は、これまでの2回、おむすびと巻き寿司を持って行きました。今年は、「ミニ肉まん」に挑戦。

ネットで調べると、薄力粉だけで作る物、強力粉を混ぜる物、ベーキングパウダーだけで作るもの、イーストを入れる物など、いろんなレシピがありました。前日、友人から竹の蒸し篭を借りて、いろんなレシピを試した結果、「薄力粉だけ、イーストを入れる、2度発酵させる」のが一番、柔らかく冷めても美味しく仕上がりました。

こちらは蒸す前。
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そして、蒸した後。
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計64個作りました。
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そして、いざ幼稚園に持って行くと、やはり、知らない食べ物には手をつけたがらないイタリア人。最初はなかなか売れませんでした。でも、誰かが食べているのを見ると、興味津々。気がつくと、空っぽになっていました。

何人かのママさんや先生からは、「これ、あなたが作ったの?ラビオリでしょ?美味しいわ〜。お店で食べた事があるけど、家で作れるの?」と、お褒めの言葉をいただきました。

今年も好評で、良かった、良かった。
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by carissimi | 2009-02-25 04:06 | イタリア生活事情
サン・ダニエレ産生ハム
食べ物の話ばかり、と言われそうですが、また食べ物の話です。

ボローニャもだいぶ天気の良い日が増えて来たので、先週末、ボローニャのお友達家族と、ドライヴがてらパドヴァ郊外にある、サン・ダニエレ産のプロシュット(生ハム)のお店「Dall'Ava」に行きました。

パルマと並んで、イタリアの2大生ハム産地であるSan Danieleは、ヴェネツィアからスロヴェニア方面に向かって、ウーディネの少し北に位置し、丘の上の街中にはプロシュット屋さんだらけ。もう15年近く昔、この近所に住むイタリア人の友人に連れて行ってもらって以来、すっかりここの生ハムが気に入ってしまいました。それらのお店のひとつ「Dall'Ava」の支店がパドヴァの南にあり、ボローニャからも1時間ちょっとで行けるので、日本から友達が来ると良く行っていました。

サン・ダニエレ産の生ハムは、日本では意外と知られていませんが、パルマ産に比べると甘く、噛む必要がないほど、口の中でじわ〜と解けるような柔らかさ。

最近は、日本でもすでに薄切りになっている物を手に入れる事は出来ますが、生ハムはやはりその場で切ってもらって、まだ油がぎとぎとの切り立て状態で食べるのが一番!イタリア国内でさえも、スーパーなどで薄切りの真空パックを買っても、全然味が違います。

久々のサン・ダニエレの生ハムだったので、写真を撮る事も忘れて、あっという間に食べてしまいました。子供達も大好きで、私も大好物の生ハムの前では、大人も子供もありません。早いもの勝ち!!

このお店の良いところは、パスタなどが半分の量でも頼める事。生ハムを沢山、パスタを少し食べたい、という時に最適です。

パスタさえも写真を撮る事を忘れてしまい、気がつくとすっかりお腹はいっぱい。
唯一、まだ若干お腹に余裕のあったパパさん達が注文したお肉料理を撮りました。
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牛肉のタリアータ

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この日のお薦め、イベリコ豚のタリアータ(すでに半分食べてしまいました。あしからず。。。)

実は、この前日、ここに食べに来る事が危うくなる事件がありました。

前日、主人がスイスの仕事から戻る予定でした。スイスからミラノまでは電車で、ミラノには車を置いてあったので、ミラノからは車で帰って来る予定でした。ミラノ駅に着いた主人は、2日前に泊まったホテルの近くに路駐してあった車を取りに行くと、なんと助手席の窓ガラスが全部割られて、カーナビを盗られてしまっていたのです。場所は住宅街で、特に危険な場所でもなかったのですが、うちの車の他にも何台か窓ガラスを壊されていた車があったそうです。

その時、時間は午後4時近く、もうすぐ陽が沈み冷え始めるのですが、とにもかくにも、助手席前開のまま高速に乗り、凍える思いをして、午後7時過ぎ、ボローニャに帰って来ました。

「窓ガラスを割られた!」とミラノの主人からの電話で聞いた時、正直、車の心配よりも、主人が寒い中ボローニャまで帰って来れるかどうかという心配よりも、生ハムを食べに行けるかどうかが心配でした(ごめんなさい)。

その日は、土曜日。そして翌日は、日曜日。修理工場はお休みです。最悪、良くイタリアで見かけるように、窓ガラスにビニールを張ってガムテープで止めて行くか、と思ったのですが、パドヴァまでは高速で行かなければならないので、やはり我が家の車では無理、という事になりました。幸い、一緒に行く事になっていた友人家族が車を2台持っていたので、その1台をお借りして、無事サン・ダニエレの生ハムを食べる事が出来ました。Kさん、感謝!

実は、わたくし、来月末に11年のイタリア生活に終止符を打ち、日本に完全帰国する事にしました。その前に、いくつか食べたい物があって、今回のサン・ダニエレの生ハムは、第2位に位置していたのです。一時は、この生ハムを食べずして、イタリアを離れるのか。。。と泣きそうになりましたが、食べられて良かった、良かった!

食べたい物リスト第1位のご報告は、また後日ゆっくり。
というわけで、しばらくは、食べ物の話が続くと思いますが、ご勘弁下さい。
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by carissimi | 2009-02-21 02:28 | イタリア美食事情
Pizzeria Tonino
先日、ボローニャのナポリピッツァのお店「トニーノTonino」に行きました。

実は、このお店、本店が東京・下高井戸にあり、その支店が2年前にこのボローニャに出来たのです。下高井戸のピッツァ職人であるナポリ出身のアントーニオ(通称トニーノ)さんのご兄弟が、ボローニャ店を切り盛りしていらっしゃいます。

妊娠前、毎月のようにナポリに歌のレッスンに通い、必ずナポリピッツァを食べていました。ナポリピッツァの生地のもちもち感とトマトソースの味にすっかり魅了され、それ以来、ボローニャでピッツァが食べられなくなっていました。そして、ボローニャにこのお店が出来た時は、「ボローニャで本物のナポリピッツァが食べられる!」と大喜びしました。しかも日本と縁のあるお店。

このお店には、東京のお店の様子が映し出されている大きなテレビがいくつかあります。なので、例えば、東京の友人と示し合わせておいて、東京の夜、イタリアの昼ご飯の時間に、テレビを通じて友達と挨拶する事が出来るという訳です。日本に帰ったら、ぜひボローニャの友達とやってみよう!

そして、このボローニャ店が、「真のナポリピッツァ協会」の認定を受け、その祝賀会が開かれました。シェフでこのお店のオーナーと友達のママ友が誘ってくれて、久々に夜子供をシッターさんに預けて出かけました。

実は、イタリアでこういうパーティに出かけるのは始めて。場所がピッツェリアとあって、お料理に期待が膨らみます!

開始時間8時ほぼちょうどにお店に入りましたが、すでにかなりの人(時間にルーズなイタリアでは珍しい)。

早速、食前酒をいただいた後、お店自慢のナポリピッツァをいただきに。
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やっぱり美味しい!生地のもちもち感がたまらない。
カメラマンも沢山来ていて、唯一と言って良い東洋人がピッツァにかぶりつく姿を、バシバシ撮られました。でも、美味しい物を目の前に、そんな事気にしていられない!

このお店はピッツァ以外のお料理、特に魚料理もご自慢です。

これは今日のメニュー。最後まで辿り着けるかなぁ〜。。。
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そして、キッチンの様子。
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しばらくすると、一口サイズのお料理が運ばれて来ました。
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そして、料理の間には、ボローニャのお偉いさんのスピーチや、電話でイタリアの有名な料理人との生中継やインタビューなどもあり、余興も凝っています。

そして、「真のナポリピッツァ協会」からのプレートの贈呈式。
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右が、トニーノさん。

しかし、気がつくと、時計の針はもうすぐ10時を指そうとしていました。

まだまだ寝かしつけは私がいないとだめな息子。「寝る前に帰ってくるからね」と約束してしまったので、まだ半分以上も残っているメニューに後ろ髪を引かれながら、最後にピッツァをもうひとつもらい、持ち帰えりました。

あぁ〜、楽しかった。美味しかった。
このお店は、お料理は勿論、店内もとても素敵で、カプリ島の青の洞窟を思わせるような内装です。ボローニャにお越しの際、ボローニャ料理に飽きたら、ぜひここにいらして下さい。駅からも近くて便利ですよ。


後日談:
祝賀会で最後の料理まで辿り着けなかった欲求不満が残ってしまったし、息子もだいぶ前から「ピッツァを食べたい」と言っていたので、翌日主人がアメリカから戻ったら夜家族でまた来よう、と考えていました。
しかし、祝賀会から帰宅すると、ほとんど寝始めていた息子は、私がドアを開ける音で起きてしまい、さらに、持ち帰ったピッツァを目ざとく見つけ、夜中の11時にそのピッツァをほぼまるまる1個食べてしまいました。しかも、翌日の幼稚園のお昼ご飯もピッツァで、親の我々はその晩ピッツァに行く気満々で幼稚園に彼を迎えに行くと、「やだ〜、もうピッツァいらな〜い」と、彼のピッツァ欲は、すっかり満たされてしまっていました。。。一方、私のピッツァ欲はさらに強くなるばかりです。。。
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by carissimi | 2009-02-12 23:35 | イタリア美食事情