カテゴリ:イタリア生活事情( 15 )
カーニヴァル最終日
今日は、マルテディ・グラッソ(Martedi Grasso).「肥沃な火曜日」と呼ばれるカーニヴァル最終日です。

息子の幼稚園でも、フェスタがありました。

午前中は子供達だけでお祭り。過去2回は、「中世のお城(子供達はお姫様や騎士に扮装)」、「サーカス(子供達は動物やピエロに扮装)」でした。そして、今年は「おもちゃ」がテーマ。
息子は、最初は「電車」に扮する予定だったらしいのですが、途中から「青いフェッラーリ」に変更。衣装も小道具もすべて、子供と先生で手作りです。いろんな幼稚園のカーニヴァルの話を聞くと、他の幼稚園では、家から衣装を用意していくそうで、買わなければならなかったり、「あっちの子の方がいい〜」とか、いろいろ問題があるようです。息子の幼稚園は、こうやってすべて幼稚園でやってくれる(しかも手作り!)ので、親としては大変助かります。

そして、放課後は、親と一緒におやつを食べます。毎年、親が飲食物を持参するのですが、私は、これまでの2回、おむすびと巻き寿司を持って行きました。今年は、「ミニ肉まん」に挑戦。

ネットで調べると、薄力粉だけで作る物、強力粉を混ぜる物、ベーキングパウダーだけで作るもの、イーストを入れる物など、いろんなレシピがありました。前日、友人から竹の蒸し篭を借りて、いろんなレシピを試した結果、「薄力粉だけ、イーストを入れる、2度発酵させる」のが一番、柔らかく冷めても美味しく仕上がりました。

こちらは蒸す前。
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そして、蒸した後。
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計64個作りました。
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そして、いざ幼稚園に持って行くと、やはり、知らない食べ物には手をつけたがらないイタリア人。最初はなかなか売れませんでした。でも、誰かが食べているのを見ると、興味津々。気がつくと、空っぽになっていました。

何人かのママさんや先生からは、「これ、あなたが作ったの?ラビオリでしょ?美味しいわ〜。お店で食べた事があるけど、家で作れるの?」と、お褒めの言葉をいただきました。

今年も好評で、良かった、良かった。
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by carissimi | 2009-02-25 04:06 | イタリア生活事情
経済不況
先週末、イタリアに戻りました。

こちらは寒〜い!日中でも5度を下回る気温。しかもボローニャ特有の霧がすごくて、心身ともになんだか寂しくなってしまいます。でも、昨日は久々に太陽が顔を出し、最高気温も7度でした。5度を超えると暖かく感じてしまいます。ネットで東京の気温が「15度」なんていう数字を見ると、常夏の国の事のようだなぁ。

さて、この世界的な経済不況で、イタリアでも失業者が急増しているらしい。主人も、「気のせいか、なんか街が殺伐としてるし、人が気が立ってて、車の運転が荒い!」と申しておりました。

海外に住む我々は、為替レートの変動にはとても敏感なのですが、咋秋の急激な円高の時は、こちらのユーロ生活者はびくびくしていました。円高になれば、我々のように日本円をこちらに持ち込める場合は良いのですが、こちらで結婚などしてユーロで生活して日本に一時帰国する人などは、辛い。イタリア=日本間の航空券も5万円近く違って来ます。

それに、咋夏などは「日本にヴァカンスで行くの」とか「友人が日本に行くよ」という話を周りのイタリア人から良く聞いたが、秋以降さっぱり。私もそれまでは、「日本に行くなら今のうちよ!」とお薦めしていたけれど、もう言えない。

為替と言えば、先週末、イタリアに戻る際に持ち帰った円をユーロにいつ換金するのがいいだろう、と主人と相談して、「きっとオバマが就任すると期待感でドルが少し戻るだろうから、今のうちに替えよう!」と月曜日に早速換金。その時、すでに1ユーロ=122円。しか〜し、私たちの予想は大きく裏切られ、先日の就任式の翌日は1ユーロ=116円。え〜っ、ユーロ下がちゃったぁ。失敗。もう少し待てば良かった。。。

この世界的経済不況も、芸術の世界に影響が出始めていて、我々のヨーロッパでの仕事も、スポンサーが下りたりでプロダクションの縮小やキャンセル、といった知らせがこの数日届いています。まぁ、「芸術」はこういう時、真っ先に切られるものね〜。

いつまで続くのか、この不況。。。
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by carissimi | 2009-01-23 11:58 | イタリア生活事情
ボローニャ在住日本人会 クリスマス会
今年もとうとう12月ですね。年が経つのは本当に早いです。ボローニャもすっかりクリスマス一色。普段お店が閉まって静かな週末の市内も、今月はクリスマスプレゼントを探す人々で賑わっています。でも、やはりこのところの経済不況で、プレゼントに費やすお金が例年より少ないとか。

さて、去る月曜日、カトリックの国イタリアは、聖母の無原罪の御宿りの祭日でお休みです。この日、ボローニャ在住日本人会「まねきねこ会」のクリスマス会が行われました。詳細は、こちらこちらをご覧下さい。

ボローニャに10年も住んでいても、今回初めてお会いする方も沢山いらっしゃいました。私も「子育て」を通じて、それまでには出会う機会もなかった方々と知り合えて、おつきあいの輪が広がりました。いろんな方と知り合う事は、自分が持っていない知識、考えなども広がって、本当に刺激になります。

さて、明日は日本に発ちます。やっぱり日本のお正月は楽しみ!

では、皆さん良いお年を。
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by carissimi | 2008-12-10 18:04 | イタリア生活事情
冬時間
今日から、いよいよ冬時間となりました(と言うか、正規の時間)。という訳で、日曜日という事もあり、いつもより1時間遅く起きたつもりが、実はいつもと同じ時間でした。1時間いつもより多いので、朝は実にたくさんの用事が出来ましたねぇ。

さて、この度、ボローニャ在住の日本人家族会「まねきねこ会」が発足しました。この数年、ボローニャにもイタリア人と結婚されて子供のいる日本人の方、家族で住んでいる日本人家族が増えて来ました。おそらく、みんなが把握している以上に沢山いるのではと、一度ネットワークを整えましょう、という事になりました。
とりあえず、パスクワ前までいくつかのイヴェント活動を通じてメンバーを募り、来秋から正式な活動を始めます。

そこで、昨日、そのイヴェント第1回が行われました。外で遊べる気候のうちに、公園で読み会をしよう、と、「青空読み会」と題して、ボローニャ市内最大の公園Giardino Margheritaで、お弁当持参で集まりました。

幸いお天気にも恵まれて、楽しい夏時間最後の週末となりました。

日本人だけでお弁当を食べていると「なんだか日本にいるみたいだねぇ。代々木公園あたりでピクニックしているみたい」という気分になりました。

詳細は、こちらをご覧下さい。

イタリアの冬は、想像以上に寒く暗いのです。これからあのどんよりとした天気が続くのかと思うと、寂しくなります。。。
でも、冬時間初日の今日は、まだ良いお天気のようです。外で遊べる気候のうちは、大いに外に出かけましょう。

と、これからおむすびを作って、近所の公園に出かけます。
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by carissimi | 2008-10-26 17:14 | イタリア生活事情
春なのに。。。
4月です。日本は新年度。桜の花で街中がピンク一色。待ち行く人々の顔も新たな気持ちで明るく、1年で一番世の中が平和に見える時期だと思います。

こちらボローニャは、いよいよ本格的な春の到来、と共に、ポプラの綿毛が飛来しました。この時期恒例なのですが、この週末、風の強い中、近所の公園に行ったところ、アレルギーのない私も、さすがに今年は目と鼻がむずむず。この綿毛が雪のように飛び、写真のように、積もっていました。
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土が白く見える部分が、全部ポプラの綿毛です。これが、風と共に空中を舞うと、かなり視界が妨げられます。

日本にいても全く花粉症の症状がなかった私ですが、ボローニャで今回のように目鼻に不快を感じるという事は、体質が変わりつつあるのかもしれません。

この冬はなぜか熱を出しやすい年で、昨年秋に2回そして先週、38度以上の熱を出しました。先週のは1日で下がったのですが、1週間主人が不在だったのと、平日で息子を学校に送り迎えしなくてはならず、ちょっと不安でした。
息子は4歳になって、私が具合が悪いのも理解してくれていたし、かなり一人でいろんな事が出来るようになったので、だいぶ楽でした。私がベットで寝ていても、おとなしく一人で遊び、おトイレも一人で行けるので、ベットに横になりながら「成長したなぁ〜」としみじみ感じていました。これが1年前だったら、「トイレ」「お水」などと言われる度に、ベットから起きていちいちつきあわなければならなかったでしょう。
朝幼稚園に送りに行く時も、「僕、すぐ教室に入るからね。ママはすぐ帰って、すぐ寝てね。おとなしく寝てるんだよ。」と(いっちょまえに)言ってくれました。

近くに両親もいない異国で、主人も長期不在が多い今の状況で、私が病気になったら大変、とかなり気をつけているのですが、今回は理由不明の熱でした。
これも体調の変化かな。。。

とにかくあと少しで帰国です。今年は東京の桜には間に合いませんでしたが、念願の「三春の滝桜」を観に行こうと思っています。あと、東北の美味しい魚と温泉も楽しみ!
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by carissimi | 2008-04-07 04:02 | イタリア生活事情
カーニヴァル
皆様、寒中お見舞い申し上げます。

日本での正月をぼ〜っと過ごし、そのツケでイタリアへの出発前にばたばたしてしまい、すっかり更新がご無沙汰。今年もあっという間に2月に入ってしまいました。。。

前回の更新がクリスマスの前で、次回はイタリアの息子の幼稚園でのクリスマス会の様子をお伝えしよう、と思っていたのに、もうカーニヴァルも昨日で終わり。

今年は少し早めのカーニヴァルで、イタリア語で「マルテディ・グラッソ(肥沃な火曜日、灰の水曜日の前日)」と言われるカーニヴァル最終日の昨日、息子の幼稚園でお祭りがあった。昨年の様子については、このブログにも書いたと思うが、今年は親は参加出来ず、子供だけでもお祝い。恐らく、昨年親を呼んで、ゲームをしたり歌ったり踊ったりしたのが、楽しかったがすごい混乱だったので、先生にとっても大変な重労働だったのだろう。で、今年は子供だけでやろう、という事にしたのではないかと推測出来る。でも、見れないのは、残念!

昨年は中世の宮廷を舞台にした衣装だったが、今年はサーカスの動物達に扮するらしく、うちの息子はゾウの役をやるとの事で、前日グレーの服を着て来るように指示があった。通常、公立の幼稚園だと、各自家で衣装を用意して行くらしいが、衣装やかぶり物などは、すべて先生方が用意して下さった。さすが、私立、カトリックの学校でもあるので、宗教的行事には力が入る。

お祭りの様子は、後日写真やヴィデオなどで親にも報告してくれるらしいが、息子の話だと、みんな動物やピエロの格好になって、サーカスのようなテントが飾ってある大きな部屋で、2歳から5歳までの子供達が一緒に、歌ったり踊ったり演技をしたり、お昼もみんなで食べたらしい。

息子は前日からかなり楽しみにしており、当日の朝も、実はこの日、息子が幼稚園に行っている間に、主人が仕事で日本に発つので、しばらく幼稚園にも一緒に登園出来ない、というのに、パパにろくな挨拶もせず、さっさと教室に入ってしまった。。。せめて慣例の「行ってきますのほっぺにチュ!」ぐらいは期待していた主人は、廊下にあっさり残され、一人寂しく日本へと旅立った。。。

昨年のカーニヴァルは、異常な暖冬だったが、今年は雨の寒いカーニヴァルとなってしまった。数週間前までは、夜でも10度を超えるような暖かさだったのに、1種間程前から寒くなって、先週末は雨。通常カーニヴァル中の週末は、チェントロの広場にみんな仮装して集まるのだが、今年は雨だったし、あまり盛り上がらなかったのではないだろうか。しかもうちは、息子が金曜の夜から熱を出したので、土日もずっと家にいて、全く実感のわかないカーニヴァルだった。

それに引き換えすごかったのが、昨年のクリスマス。これについては、長くなるので次回ご報告します。
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by carissimi | 2008-02-06 14:13 | イタリア生活事情
イタリアの春
カレンダーは3月、暦上本格的な春です。イタリアの春は通常、2月末のカーニヴァルが終わるとやって来る、と言われます。
が、今年のイタリアは暖冬。昨年のうちは何日か寒い日はありましたが、少なくとも私が日本から戻って来た1月末以降、最低気温が0度を下回った事はないのでは。最高気温も常に10度を超えていました。
日本はすでに桜が咲き始めていると聞きますが、こちらは杏の花が満開!日本の桜を思い起こさせるような、きれいなピンクの花です。

カーニヴァル中の週末は至る所でお祭りがあり、週明けには広場や公園には紙吹雪の残骸が沢山見られます。数年前にヴェネツィアのカーニヴァルを見に行った時は、見事な衣装を着た人たちが大勢いて、とても華やかさでした(やはり一度見ておくべきでしょう)。そんな中お姫様のかっこうをした金髪くりくり髪の女の子やカーボーイのかっこうをした男の子など、やっぱり西洋人の子はこういうかっこうが超かわいいなぁ〜、と思いました。自分の子が生まれたら、日本人の子は桃太郎のかっこうでもさせて対抗するしか無い!と思ったものです。
でも、例年のカーニヴァルは寒くてとても変装なんかしたくならないのですが、今年はず〜っとぽかぽか陽気だったので、今年こそ子供に変装させて繰り出せば良かった。。。

そんなカーニヴァル期間中のある日、息子の幼稚園で親を招いてフェスタ(お祭り)がありました。先生方が数日前から、子供の衣装(紙製の中世の騎士の冠と剣)や飾り付け、親参加のゲームなどを用意して下さり、大変な盛り上がりとなりました。でも、先生が一生懸命ゲームのルールを説明しようとしても、自分の子供の変装を見て喜んでいるイタリア人の親達が、そんな話を聞いていようはずがありません。先生がマイクを通してどんなに「静かに〜!」と叫んでも、一向に静まる気配無し。先生は、この時こそ、このおしゃべり人種のイタリア人の国民性を恨んだ事でしょう。最後には先生は声を枯らしていました。でも、日本人の私たち親子にはいい異文化体験となりました。
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(幼稚園のカーニヴァルの案内)

そして、イタリアの春の始まりと言えば、3月8日の「Festa delle Donne」いわゆる「女性のお祭り」。この日は女性に黄色いミモザの花を贈ります。まだイタリアに住み始めて間もない頃、この日が「Festa delle Donne」だなんて良く知らず、夜郊外のレストランに日本人の友人達と食事に出かけました。すると、予約でいっぱい。どうにか一テーブル空けてもらってお店に入ると、店内はすご〜い数の女性。どのテーブルも40,50代の女性だらけ。そんな中、主人と友人の男性は完全に浮きまくり。しかもすごい盛り上がりで、大声でおしゃべりのすごい事。私たちの会話なんて全然聞き取れません。おばさんパワーのすごさは万国共通ですね。終いには歌を歌ったりプレゼント交換まで始まりました。この日が「女性の日」だと言う事を後で気づきましたが、要するにこの日だけはイタリア人のマンマ達も家事や育児から解放されて、気兼ねなく女性だけで外出出来るという訳です。
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(ミモザの花)

そこで、「日本の絵本を読み聞かせる会」の日本人ママさん達と「Festa delle Manne ママのお祭り」を計画。3月8日当日は絶対にどこも込むので、日をずらして少し前の平日の昼食を外で食べる事にしました。彼女らも子供を産んでから、しばらくゆっくり外食もしていないので、みんな計画した時からすごい楽しみよう。日頃家でなかなか料理しない魚(新鮮な物が少ない、切り身で売っていない、家で魚を調理すると臭いが残る、などの理由で)を食べたい、との全員一致の意見で、シーフードが美味しいと評判のお店に行く事になりました。が、やはり当日になってみると、子供が熱を出したりして、なかなか全員は集まれませんでした。。。
でも、当日は美味しい魚料理とそれぞれの出産話で盛り上がり、周りのイタリア人以上に大声で話していた私たち日本人女性グループは、注目されまくっていました。。。

この「Feste delle Donne」が終わると、ショーウィンドウには「セール」の文字が徐々に消え、春の服がディスプレーされ始め、本格的な春の到来となるのです。
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by carissimi | 2007-03-10 08:27 | イタリア生活事情
ひぇ〜、今時
2月になりました。
イタリアは珍しく暖冬です。「太陽の国イタリア」と良く言われますが、冬は雲が厚く、太陽はほとんど顔を出しません。ここボローニャ周辺は霧が出るし、朝晩はき〜んという空気の冷たさを感じます。日照時間で言えば、東京の半分以下かもしれません。

でも、この数日は、日中はお日様が出ているし、最低気温もマイナスにはなりません。昨年のうちは風邪が流行って、息子のクラスでも半分以上が休んでいたのに、今はほとんど風邪をひいている子はいません。

でもでも。。。先日、イタリアに戻ってから、息子の最初の登園日。朝、園長先生に話があるからと呼ばれて何かと思ったら、年長クラスの子で冬休みの間山に行っていた子が、頭にしらみを持って帰って来たとの事。幼稚園には保健所から調べに来たり、園児全員に医者の証明書を持って来させたり、と大変だった様子。
私たちはその騒ぎの間日本にいたので、もちろんしらみなんて持ってるはずもないし、初日の朝には息子はちゃんと髪を洗って行ったので、問題ないはず。でも、念のため保健所に行って証明書をもらって来てほしい、との事。
仕方なく、翌日の朝保健所に寄って、先生に髪の間を調べてもらって、証明書を書いてもらいました。

こっちの学校では、しらみ騒動はけっこうあるらしく、「家でしらみ検査するのよぉ。まるで猿の親子みたいよ。」と先輩ママから聞いてはいたけど、本当に身近で起きるとは。。。今時、こんな先進国で。

でも、確かにこちらの人は、日本人ほど頻繁には髪を洗わないし、お風呂にも入らない様子。髪の毛は美容院に行った時に洗ってもらうもの、と言う人もいるくらい。

イタリアに戻って来て早々、ちょっとショッキングな出来事でした。
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by carissimi | 2007-02-01 01:38 | イタリア生活事情
イタリア式クリスマス
今年も早12月。日本もそうでしょうが、イタリアもクリスマス一色です。

まず、11月の中旬から街にイルミネーションが付き始めます。ボローニャのシンボル「ツイン・タワー」にも滝のような綺麗なイルミネーションが付きました。最初に見た時、あまりの美しさに感動した反面、「これは一本一本上から降ろしているのだろうか」と疑問に思いましたが、ある年、この作業をしているところに偶然遭遇。作業員がタワーの階段を下から屋上まで上って、上から電球の付いたロープを一本一本降ろしていたのです。大変な作業ですよぉ。その苦労を思うと、感動も倍増。
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そして、普段お店が閉まって静かな日曜の街も、12月はショッピングをする人たちですごい賑わいです。この月は郊外の大型スーパーも日曜日は開いているので、どこも「こんなにボローニャに人がいたのか」と思うほどの混雑です。

カトリックの国イタリアでは、クリスマスツリーの他にイエス誕生の場面を人形で表現にしたプレセーピオ(presepio)と呼ばれる物を飾ります。最初にイタリア旅行をした10数年前の冬、ヴァチカンの広場で初めて等身大のプレセーピオを見た時は感動でした。下の写真は、ボローニャのカテドラルである聖ピエトロ教会内のプレセーピオです。
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そして、この時期テレビでは聖書に関するテレビドラマが放映されます。今年は「聖家族 La Sacra Famiglia」。単に聖書のあらすじに沿うだけでなく、ヨゼフとマリアの男と女としての感情や、マリアをめぐるヨゼフと彼の長男ヤコブとの対立、ヨゼフの神の子イエスに対する父としての葛藤など、ヨゼフに焦点を当て、より人間的な面を描いていました。クリスマスだけでなく、春の復活祭の時期にも聖書や聖人の話がドラマ化されて放映されますが、信者ではない私にも分かりやすく聖書や人物像が描かれているので、良く観ています。いわゆる日本の年末年始の大型時代劇みたいな感覚かなぁ。
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イタリアでは、クリスマスは友達もみな家族で過ごすので、私たち夫婦二人だけのクリスマスは寂しい物でした。逆にイタリアの新年は日本ほどの意味はなく、お店も通常通り開いて普段と変わりないので、面白くありません。そんな訳で、この数年は日本でクリスマスと新年を過ごしていますが、息子の幼稚園のクリスマス・イヴェントなどもあるので、来年はぜひ久々にイタリアでクリスマスを体験したいと思います。

Buon Natale!
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by carissimi | 2006-12-16 05:59 | イタリア生活事情
和製イタリア語
さて、今日は「和製イタリア語」について書きたいと思います。
実は、先日いつも行く大型スーパーで日本の梨を発見。イタリアでは通常「ペーラ」と呼ばれるいわゆるひょうたん型の洋なしが主流なのですが、珍しく丸い梨を見つけました。ちょっと小ぶりで味もどうかと疑わしかったのですが、私はどちらかというと洋なしよりもこちらの方が好みなので、試しに買ってみました。でも、十分日本の梨の味で、なかなかブオーノ(美味しい)でした。
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(1キロ1.60ユーロ、約240円なり。)
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イタリアではこの他にリンゴの「フジ」も売っています。イタリアのりんご「メーラ」にはいろいろ種類がありますが、やはり日本の物に比べると甘みが少なく、私はあまり好みではありませんでした。でも、昨年スーパーで「フジ」を見つけ、値段も他のとそう変わらないので、それからこれを好んで買っています。
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(1キロ1.48ユーロ、約230円なり。)
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(形も色も、日本のふじより悪いですね)

あとは、柿もありますし、「ミヤガワ」と称する日本みかんもあります。ただ、柿は熟しすぎているやわやわの物。こちらではスプーンで食べるんですもの。この柿、イタリア語でも「カキ」と言います。もう10年以上前、我が家にイタリア人の女子大生がホームスティしていた時に、始めてイタリアでも「カキ」と呼び、スプーンで食べるのだと知りました。でも、この「カキ」はイタリア語で2個以上だと「カキ」と呼ぶのですが、1個だと「カコ」なのです。なぜかと言うと、イタリア語で単数は「-o」で終わり、複数になると「-i」で終わるからです。なので、1個の柿は「Kako カコ」で2個以上は「Kaki カキ」。
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(1キロ1.80ユーロ、約270円)
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(見るからに柔らかそうでしょう)

イタリアでも日本語の「マンガ」や「忍者」のような単語がそのまま使われていますが、その場合でもこの文法は有効です。例えば、着物。1着だと「Kimono キモノ」、でも2着以上だと「Kimoni キモニ」。単数が「-o」で複数が「-i」で終わるというのは男性名詞ですが、女性名詞の場合、単数が「-a」複数が「-e」で終わります。例えば、芸者は一人だと「Geisya ゲイシャ」、でも2人以上だと「Geisye ゲイシェ」。なんだかやっぱり変ですよね。やっぱり「柿」は「カキ」だし、「着物」は「キモノ」、「芸者」は「ゲイシャ」ですよねぇ。
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by carissimi | 2006-12-04 05:47 | イタリア生活事情