イタリア生活雑記
2009-02-27T05:10:55+09:00
carissimi
イタリア・ボローニャ生活10年目。こちらの生活で日々、気づいた事、感じた事、体験した事などを綴ってみたいと思います。
Excite Blog
カーニヴァル最終日
http://carissimi.exblog.jp/10965387/
2009-02-25T04:06:00+09:00
2009-02-27T05:10:55+09:00
2009-02-25T04:07:47+09:00
carissimi
イタリア生活事情
息子の幼稚園でも、フェスタがありました。
午前中は子供達だけでお祭り。過去2回は、「中世のお城(子供達はお姫様や騎士に扮装)」、「サーカス(子供達は動物やピエロに扮装)」でした。そして、今年は「おもちゃ」がテーマ。
息子は、最初は「電車」に扮する予定だったらしいのですが、途中から「青いフェッラーリ」に変更。衣装も小道具もすべて、子供と先生で手作りです。いろんな幼稚園のカーニヴァルの話を聞くと、他の幼稚園では、家から衣装を用意していくそうで、買わなければならなかったり、「あっちの子の方がいい〜」とか、いろいろ問題があるようです。息子の幼稚園は、こうやってすべて幼稚園でやってくれる(しかも手作り!)ので、親としては大変助かります。
そして、放課後は、親と一緒におやつを食べます。毎年、親が飲食物を持参するのですが、私は、これまでの2回、おむすびと巻き寿司を持って行きました。今年は、「ミニ肉まん」に挑戦。
ネットで調べると、薄力粉だけで作る物、強力粉を混ぜる物、ベーキングパウダーだけで作るもの、イーストを入れる物など、いろんなレシピがありました。前日、友人から竹の蒸し篭を借りて、いろんなレシピを試した結果、「薄力粉だけ、イーストを入れる、2度発酵させる」のが一番、柔らかく冷めても美味しく仕上がりました。
こちらは蒸す前。
そして、蒸した後。
計64個作りました。
そして、いざ幼稚園に持って行くと、やはり、知らない食べ物には手をつけたがらないイタリア人。最初はなかなか売れませんでした。でも、誰かが食べているのを見ると、興味津々。気がつくと、空っぽになっていました。
何人かのママさんや先生からは、「これ、あなたが作ったの?ラビオリでしょ?美味しいわ〜。お店で食べた事があるけど、家で作れるの?」と、お褒めの言葉をいただきました。
今年も好評で、良かった、良かった。]]>
サン・ダニエレ産生ハム
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2009-02-21T02:28:00+09:00
2009-02-21T02:35:36+09:00
2009-02-21T02:29:11+09:00
carissimi
イタリア美食事情
ボローニャもだいぶ天気の良い日が増えて来たので、先週末、ボローニャのお友達家族と、ドライヴがてらパドヴァ郊外にある、サン・ダニエレ産のプロシュット(生ハム)のお店「Dall'Ava」に行きました。
パルマと並んで、イタリアの2大生ハム産地であるSan Danieleは、ヴェネツィアからスロヴェニア方面に向かって、ウーディネの少し北に位置し、丘の上の街中にはプロシュット屋さんだらけ。もう15年近く昔、この近所に住むイタリア人の友人に連れて行ってもらって以来、すっかりここの生ハムが気に入ってしまいました。それらのお店のひとつ「Dall'Ava」の支店がパドヴァの南にあり、ボローニャからも1時間ちょっとで行けるので、日本から友達が来ると良く行っていました。
サン・ダニエレ産の生ハムは、日本では意外と知られていませんが、パルマ産に比べると甘く、噛む必要がないほど、口の中でじわ〜と解けるような柔らかさ。
最近は、日本でもすでに薄切りになっている物を手に入れる事は出来ますが、生ハムはやはりその場で切ってもらって、まだ油がぎとぎとの切り立て状態で食べるのが一番!イタリア国内でさえも、スーパーなどで薄切りの真空パックを買っても、全然味が違います。
久々のサン・ダニエレの生ハムだったので、写真を撮る事も忘れて、あっという間に食べてしまいました。子供達も大好きで、私も大好物の生ハムの前では、大人も子供もありません。早いもの勝ち!!
このお店の良いところは、パスタなどが半分の量でも頼める事。生ハムを沢山、パスタを少し食べたい、という時に最適です。
パスタさえも写真を撮る事を忘れてしまい、気がつくとすっかりお腹はいっぱい。
唯一、まだ若干お腹に余裕のあったパパさん達が注文したお肉料理を撮りました。
牛肉のタリアータ
この日のお薦め、イベリコ豚のタリアータ(すでに半分食べてしまいました。あしからず。。。)
実は、この前日、ここに食べに来る事が危うくなる事件がありました。
前日、主人がスイスの仕事から戻る予定でした。スイスからミラノまでは電車で、ミラノには車を置いてあったので、ミラノからは車で帰って来る予定でした。ミラノ駅に着いた主人は、2日前に泊まったホテルの近くに路駐してあった車を取りに行くと、なんと助手席の窓ガラスが全部割られて、カーナビを盗られてしまっていたのです。場所は住宅街で、特に危険な場所でもなかったのですが、うちの車の他にも何台か窓ガラスを壊されていた車があったそうです。
その時、時間は午後4時近く、もうすぐ陽が沈み冷え始めるのですが、とにもかくにも、助手席前開のまま高速に乗り、凍える思いをして、午後7時過ぎ、ボローニャに帰って来ました。
「窓ガラスを割られた!」とミラノの主人からの電話で聞いた時、正直、車の心配よりも、主人が寒い中ボローニャまで帰って来れるかどうかという心配よりも、生ハムを食べに行けるかどうかが心配でした(ごめんなさい)。
その日は、土曜日。そして翌日は、日曜日。修理工場はお休みです。最悪、良くイタリアで見かけるように、窓ガラスにビニールを張ってガムテープで止めて行くか、と思ったのですが、パドヴァまでは高速で行かなければならないので、やはり我が家の車では無理、という事になりました。幸い、一緒に行く事になっていた友人家族が車を2台持っていたので、その1台をお借りして、無事サン・ダニエレの生ハムを食べる事が出来ました。Kさん、感謝!
実は、わたくし、来月末に11年のイタリア生活に終止符を打ち、日本に完全帰国する事にしました。その前に、いくつか食べたい物があって、今回のサン・ダニエレの生ハムは、第2位に位置していたのです。一時は、この生ハムを食べずして、イタリアを離れるのか。。。と泣きそうになりましたが、食べられて良かった、良かった!
食べたい物リスト第1位のご報告は、また後日ゆっくり。
というわけで、しばらくは、食べ物の話が続くと思いますが、ご勘弁下さい。]]>
Pizzeria Tonino
http://carissimi.exblog.jp/10866385/
2009-02-12T23:35:47+09:00
2009-02-12T23:36:51+09:00
2009-02-12T23:36:51+09:00
carissimi
イタリア美食事情
実は、このお店、本店が東京・下高井戸にあり、その支店が2年前にこのボローニャに出来たのです。下高井戸のピッツァ職人であるナポリ出身のアントーニオ(通称トニーノ)さんのご兄弟が、ボローニャ店を切り盛りしていらっしゃいます。
妊娠前、毎月のようにナポリに歌のレッスンに通い、必ずナポリピッツァを食べていました。ナポリピッツァの生地のもちもち感とトマトソースの味にすっかり魅了され、それ以来、ボローニャでピッツァが食べられなくなっていました。そして、ボローニャにこのお店が出来た時は、「ボローニャで本物のナポリピッツァが食べられる!」と大喜びしました。しかも日本と縁のあるお店。
このお店には、東京のお店の様子が映し出されている大きなテレビがいくつかあります。なので、例えば、東京の友人と示し合わせておいて、東京の夜、イタリアの昼ご飯の時間に、テレビを通じて友達と挨拶する事が出来るという訳です。日本に帰ったら、ぜひボローニャの友達とやってみよう!
そして、このボローニャ店が、「真のナポリピッツァ協会」の認定を受け、その祝賀会が開かれました。シェフでこのお店のオーナーと友達のママ友が誘ってくれて、久々に夜子供をシッターさんに預けて出かけました。
実は、イタリアでこういうパーティに出かけるのは始めて。場所がピッツェリアとあって、お料理に期待が膨らみます!
開始時間8時ほぼちょうどにお店に入りましたが、すでにかなりの人(時間にルーズなイタリアでは珍しい)。
早速、食前酒をいただいた後、お店自慢のナポリピッツァをいただきに。
やっぱり美味しい!生地のもちもち感がたまらない。
カメラマンも沢山来ていて、唯一と言って良い東洋人がピッツァにかぶりつく姿を、バシバシ撮られました。でも、美味しい物を目の前に、そんな事気にしていられない!
このお店はピッツァ以外のお料理、特に魚料理もご自慢です。
これは今日のメニュー。最後まで辿り着けるかなぁ〜。。。
そして、キッチンの様子。
しばらくすると、一口サイズのお料理が運ばれて来ました。
そして、料理の間には、ボローニャのお偉いさんのスピーチや、電話でイタリアの有名な料理人との生中継やインタビューなどもあり、余興も凝っています。
そして、「真のナポリピッツァ協会」からのプレートの贈呈式。
右が、トニーノさん。
しかし、気がつくと、時計の針はもうすぐ10時を指そうとしていました。
まだまだ寝かしつけは私がいないとだめな息子。「寝る前に帰ってくるからね」と約束してしまったので、まだ半分以上も残っているメニューに後ろ髪を引かれながら、最後にピッツァをもうひとつもらい、持ち帰えりました。
あぁ〜、楽しかった。美味しかった。
このお店は、お料理は勿論、店内もとても素敵で、カプリ島の青の洞窟を思わせるような内装です。ボローニャにお越しの際、ボローニャ料理に飽きたら、ぜひここにいらして下さい。駅からも近くて便利ですよ。
後日談:
祝賀会で最後の料理まで辿り着けなかった欲求不満が残ってしまったし、息子もだいぶ前から「ピッツァを食べたい」と言っていたので、翌日主人がアメリカから戻ったら夜家族でまた来よう、と考えていました。
しかし、祝賀会から帰宅すると、ほとんど寝始めていた息子は、私がドアを開ける音で起きてしまい、さらに、持ち帰ったピッツァを目ざとく見つけ、夜中の11時にそのピッツァをほぼまるまる1個食べてしまいました。しかも、翌日の幼稚園のお昼ご飯もピッツァで、親の我々はその晩ピッツァに行く気満々で幼稚園に彼を迎えに行くと、「やだ〜、もうピッツァいらな〜い」と、彼のピッツァ欲は、すっかり満たされてしまっていました。。。一方、私のピッツァ欲はさらに強くなるばかりです。。。
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経済不況
http://carissimi.exblog.jp/10691339/
2009-01-23T11:58:10+09:00
2009-01-23T11:58:11+09:00
2009-01-23T11:58:11+09:00
carissimi
イタリア生活事情
こちらは寒〜い!日中でも5度を下回る気温。しかもボローニャ特有の霧がすごくて、心身ともになんだか寂しくなってしまいます。でも、昨日は久々に太陽が顔を出し、最高気温も7度でした。5度を超えると暖かく感じてしまいます。ネットで東京の気温が「15度」なんていう数字を見ると、常夏の国の事のようだなぁ。
さて、この世界的な経済不況で、イタリアでも失業者が急増しているらしい。主人も、「気のせいか、なんか街が殺伐としてるし、人が気が立ってて、車の運転が荒い!」と申しておりました。
海外に住む我々は、為替レートの変動にはとても敏感なのですが、咋秋の急激な円高の時は、こちらのユーロ生活者はびくびくしていました。円高になれば、我々のように日本円をこちらに持ち込める場合は良いのですが、こちらで結婚などしてユーロで生活して日本に一時帰国する人などは、辛い。イタリア=日本間の航空券も5万円近く違って来ます。
それに、咋夏などは「日本にヴァカンスで行くの」とか「友人が日本に行くよ」という話を周りのイタリア人から良く聞いたが、秋以降さっぱり。私もそれまでは、「日本に行くなら今のうちよ!」とお薦めしていたけれど、もう言えない。
為替と言えば、先週末、イタリアに戻る際に持ち帰った円をユーロにいつ換金するのがいいだろう、と主人と相談して、「きっとオバマが就任すると期待感でドルが少し戻るだろうから、今のうちに替えよう!」と月曜日に早速換金。その時、すでに1ユーロ=122円。しか〜し、私たちの予想は大きく裏切られ、先日の就任式の翌日は1ユーロ=116円。え〜っ、ユーロ下がちゃったぁ。失敗。もう少し待てば良かった。。。
この世界的経済不況も、芸術の世界に影響が出始めていて、我々のヨーロッパでの仕事も、スポンサーが下りたりでプロダクションの縮小やキャンセル、といった知らせがこの数日届いています。まぁ、「芸術」はこういう時、真っ先に切られるものね〜。
いつまで続くのか、この不況。。。]]>
新年早々、大失敗!
http://carissimi.exblog.jp/10601455/
2009-01-14T00:42:35+09:00
2009-01-14T00:42:35+09:00
2009-01-14T00:42:35+09:00
carissimi
その他
今日14日にボローニャに戻るべく、先週航空券を予約しました。が、翌日、主人の両親が「そういえば、真ちゃん(息子)は5歳になったけど、パスポートの期限は大丈夫なの〜?」と一言。そう、大人のパスポートは10年期限ですが、子供は5年。3ヶ月の時に作ったので、5歳3ヶ月で切れる訳です。「う、やば!」と焦りまくって、息子のパスポートを見たところ、がが〜ん、2009年4月7日が期限になっている。次回帰国するのは3月の末なので、期限が切れる前に帰国するのですが、イタリアは入国する日から90日以上の有効期限が無ければいけないのです。なので、1月14日に入国するという事は4月14日までの期限が必要。ぎゃ〜、1週間足りな〜い!!でも、あと出発まで5日しかな〜い!!と急遽、朝息子の写真を撮って、パスポートの更新に行きました。
しか〜し、通常1週間かかるのに、その日は出発の5日前。しかも今週は月曜日も祝日。どう食い下がっても、13日までには出来上がらないとの事。最短で16日金曜日。幸いまだお金を払っていなかったので、止むなく航空券の予約を17日土曜日に変更しました。
あぁ〜ぁ、うっかりしてたなぁ〜。すっかり正月ボケ。
この前イタリアを発つ時は、帰国したら更新しなきゃ、って思ってたのに。。。
おかげで、今週土曜日に参加する予定だった、ボローニャ日本人会の新年会に参加出来ないし、主人はすでにイタリアで購入した14日発の航空券を持っていたので先に出発、また私と息子の二人旅になってしまった。。。辛っ。
まぁ、出発が3日延びたので、もうちょっと日本生活を楽しむとします。]]>
七草がゆ
http://carissimi.exblog.jp/10540700/
2009-01-07T22:53:00+09:00
2009-01-07T22:55:36+09:00
2009-01-07T22:53:23+09:00
carissimi
その他
実は、一昨日、友人宅での新年会で、20年ぶりに生ガキを食べました。20年前に大好物だった生ガキで一度あたって、大変辛い思いをして以来、ずっと食べていなかったのです(火が通っている物も)。が、その友人宅で出してくれた生ガキは、素晴らしい大きさとつやつやした姿で、「20年ぶりだし、もう大丈夫だよねぇ〜」とついつい誘惑に負け、2個食べてしまったのです。
しか〜し、しばらくはなんとも無かったのですが、家に帰って夜中、「う〜」。やはり二度と牡蠣を受け付けない体になってしまったようです。残念!
その新年会では、主人も久々に友人と過ごす楽しいお正月で、すっかり羽目を外して酔っぱらった上に、その友人宅にあった今我が家で購入を検討中のWii Fitで飛び跳ねてしまったため、家への帰途、2度程途中下車。
しかし、両親二人が体調不良にも関わらず、昨日の息子の誕生日には、約束だった「ウォーリー展」には、がんばって出かけました。幸い空いていたし、あまり大きな展示ではなかったので、お昼を食べてすぐに家に帰り、ばったんキュー。
胃の調子は昨日中今イチで、お昼はさっぱりおそば、夜は一足早く「七草がゆ」となりました。本当は、いただいたお肉で「すき焼き」の予定だったのに〜!
でも、お正月の食べ過ぎで胃が疲れた頃に「おかゆ」を食べるって、昔の人は良い習慣を考えた出したものですねぇ〜。
これを機に、節食に努めよう〜っと! (でも、すき焼きのお肉を片付けなきゃ。。。)
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明けましておめでとうございます
http://carissimi.exblog.jp/10502811/
2009-01-04T01:16:22+09:00
2009-01-04T01:17:19+09:00
2009-01-04T01:17:19+09:00
carissimi
その他
只今、日本にて穏やかなお正月を過ごしております。
ボローニャは雪が降る寒さのようですが、東京はお天気が良く、今日は近所の公園から富士山が見えました。
子供が産まれてからは、毎年日本でお正月を過ごしております。
やはりついついおせちを食べ過ぎて、正月3日目の今日はそろそろ胃がもたれ始め、主人と「生野菜が食べたいね〜」などと話しておりました。
明後日の息子の誕生日を前に、今日日曜日は家族全員とお誕生会、明日は数日後に誕生日を迎える友達と合同誕生会、そして誕生日当日は親子3人で、いま息子がはまっている「ウォーリー」のイヴェントに出かけ、その後外食、とまだまだ胃が休まる暇がありません。
日本に帰国した時の方が、ついついご飯がすすむおかずが多くて、食べ過ぎてしまいます。
今年の抱負は、「体力低下防止を兼ねて、ダイエットの持続」。今日本ではやっているバナナ・ダイエット、始めてみようかなぁ〜。
まだまだ経済情勢に不安が残る年の幕開けとなりましたが、皆様にとって幸多き年となりますよう。
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ボローニャ在住日本人会 クリスマス会
http://carissimi.exblog.jp/10306027/
2008-12-10T18:04:49+09:00
2008-12-10T18:05:43+09:00
2008-12-10T18:05:43+09:00
carissimi
イタリア生活事情
さて、去る月曜日、カトリックの国イタリアは、聖母の無原罪の御宿りの祭日でお休みです。この日、ボローニャ在住日本人会「まねきねこ会」のクリスマス会が行われました。詳細は、こちらやこちらをご覧下さい。
ボローニャに10年も住んでいても、今回初めてお会いする方も沢山いらっしゃいました。私も「子育て」を通じて、それまでには出会う機会もなかった方々と知り合えて、おつきあいの輪が広がりました。いろんな方と知り合う事は、自分が持っていない知識、考えなども広がって、本当に刺激になります。
さて、明日は日本に発ちます。やっぱり日本のお正月は楽しみ!
では、皆さん良いお年を。]]>
秋の味覚 炸裂!!
http://carissimi.exblog.jp/10058193/
2008-11-03T05:45:00+09:00
2008-11-03T05:48:14+09:00
2008-11-03T05:46:10+09:00
carissimi
イタリア美食事情
主人が1ヶ月ぶりにボローニャに戻って来たので、久々の外食!とばかりに、この数日、外で美味しい物を食べまくっておりました。
まず、木曜日には友人お薦めのボローニャ料理屋。10年住んでいても知らないお店はまだまだ沢山あります。このお店、我が家から街の反対側にある事もあり、全く知りませんでしたが、値段も味もサービスもとても良し。
まずは、サービスで出たモルタデッラ・ハムのサラダ。このボローニャ産のハムは、実はこれまで生でしか食べた事がなかったのですが、このお店では炭で少し焼き目を付けて、サラダ菜とパルメザンチーズと一緒に出してくれました。炭のいい薫りがして、これまた美味。
そしてプリモは、冬のボローニャ定番料理「Tortellini in brodo(ブイヨンスープのトルテッリーニ)」を取りました。スープも綺麗な黄金色、Tortelliniの詰め物もとても美味しかったです。
主人は「Maccheroncini al ragu’ di cavallo(馬肉のミートソースのマカロニ)」、
友人はボローニャの代表料理「Tagliatelle al ragu’(ミートソースの手打ちパスタ)」を取りました。
セコンドは、私はこの数日「にく〜!!」が食べたくて、カロリーも考えずステーキを取ってしまいました。。。意外にぺろっと食べれてしまった。。。
主人は「馬ロース薄切り」
友人は、これも冬のボローニャ定番料理「Bollito misto(茹で肉盛り合わせ)」を取りました。
あぁ〜、久々のボローニャ料理。美味しかったぁ〜。勿論、その晩も夕食はお茶漬けでした。
そして、昨日土曜日。ボローニャ郊外のSasso Marconi サッソ・マルコーニという街の「Tartufesta(トリフ祭り)」に出かけました。今年は雨が少なく、トリフの量も今イチとあって、例年より値段が高いのだそうだ。まぁ、うちはどうせ買わないから、関係ないけど。。。
こういうSagra(秋の味覚祭り)での楽しみは、いろんなスタンドの試食。焼きぐりやサラミ、チーズ、ワインなどをつまみながら、一通り回って、Crescentina クレシェンティーナ(揚げパンのようなエミリア州の食べ物)にCoppa di testa コッパ・ディ・テスタ(牛の頭部の肉で作るソーセージ)を挟んだ物とBurlenghi ブルレンギというSasso Marconi周辺の山の食べ物だそうで、ソーセージの中のひき肉を焼いた物とパルメザンチーズを薄いクレープに入れた物を食べました。
この日も、これですでにお腹は満腹。夕食は、このsagraで買ったプーリア州特産のパン、チーズ、サラミと茹で野菜でした。
そして、本日日曜日。お天気が良かったので、友人家族とボローニャ郊外のアグリツーリズモで昼食。子連れで外食する時は、アグリツーリズモが最適です。ここは、広い原っぱもあるし、動物も沢山いて(牛や豚は、我々の食卓の上に載るのですが。。。)、子連れの家族が沢山来ます。
まずプリモは、トリス(3種類のパスタ盛り合わせ)。
野菜のラザーニャ(ホワイトソースの牛乳もここで飼っている牛から取ったもの)。
ポルチーニソースのリコッタ入りトルテッローネ。
生ハムとズッキーニのファルファッラ。
そしてセコンドは、「焼き肉の盛り合わせ」(これらのお肉もすべてここの家畜から作ったもの)。
このアグリツーリズモは、食事の質量、お店の雰囲気、サービス、庭の広さなどすべてにおいて、これまで行ったアグリツーリズモの中でもトップ。今日は、昨日の雨で芝生が濡れていたのが唯一残念でした。
そして、今夜の夕食は、パス。さすがに全く食べる気になりません。
では、次の外食予定は。。。と言いたい所ですが、実は主人が帰国中行った健康診断で、「中性脂肪」の値が通常の2倍以上、という結果が出てしまいました。コレステロールの取り過ぎと運動不足が原因。
このブログを見た主人の両親が一言。「こんな食事をしてたら、そりゃあねぇ〜。」
でも、毎日こんな食事をしている訳ではありませんので、くれぐれも誤解のないように!
でも確かに運動不足です。こういう重い食事をしたら、その分消化するような運動をしなければ。
そこで主人は、ウォーキング宣言をしました。私もこのところちょっと怠けていたので、出産後履けなくなっていたブーツをこの冬履けるように、真剣にやろうっと。
そして、しばらく外食は封印!って、食い道楽夫婦の私たちが出来る訳ないでしょ!!しかも、来週末も違う街でトリフ祭りがあるのにぃ〜。
とにかく、野菜中心の食事とウォーキングを心がけま〜す。
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冬時間初日
http://carissimi.exblog.jp/10012298/
2008-10-27T07:05:00+09:00
2008-10-27T07:12:13+09:00
2008-10-27T07:06:02+09:00
carissimi
イタリア美食事情
朝から、山羊数匹と沢山の遊具のある、ボローニャ郊外の公園に友人家族と出かけ、子供達は思いっきり遊び、お昼はその近くにあるレストランで、美味しい「Spaghetti al vongole」を頂きました。
この1ヶ月母子家庭で、家ではたいして手の凝った料理もせず、外食もほとんどしなかったので、最近外で食べる事と美味しい魚料理に飢えておりました。
眩しい日差しを浴びながら、久々にのんびりとした外食は、とても楽しいひと時。
食事の後も公園に戻り、原っぱの上で友人のパパはお昼ね、子供達は土遊び、我々ママはおしゃべり、と典型的な「イタリア的休日の過ごし方」でした。
さぁ、明日やっと主人がボローニャに戻って来ます。これからの我が家の休日の過ごし方は、ボローニャ周辺の村々で行われる「Sagra(味覚祭)巡り」です。また皆様にもご紹介したいと思います。]]>
冬時間
http://carissimi.exblog.jp/10007807/
2008-10-26T17:14:36+09:00
2008-10-26T17:15:22+09:00
2008-10-26T17:15:22+09:00
carissimi
イタリア生活事情
さて、この度、ボローニャ在住の日本人家族会「まねきねこ会」が発足しました。この数年、ボローニャにもイタリア人と結婚されて子供のいる日本人の方、家族で住んでいる日本人家族が増えて来ました。おそらく、みんなが把握している以上に沢山いるのではと、一度ネットワークを整えましょう、という事になりました。
とりあえず、パスクワ前までいくつかのイヴェント活動を通じてメンバーを募り、来秋から正式な活動を始めます。
そこで、昨日、そのイヴェント第1回が行われました。外で遊べる気候のうちに、公園で読み会をしよう、と、「青空読み会」と題して、ボローニャ市内最大の公園Giardino Margheritaで、お弁当持参で集まりました。
幸いお天気にも恵まれて、楽しい夏時間最後の週末となりました。
日本人だけでお弁当を食べていると「なんだか日本にいるみたいだねぇ。代々木公園あたりでピクニックしているみたい」という気分になりました。
詳細は、こちらをご覧下さい。
イタリアの冬は、想像以上に寒く暗いのです。これからあのどんよりとした天気が続くのかと思うと、寂しくなります。。。
でも、冬時間初日の今日は、まだ良いお天気のようです。外で遊べる気候のうちは、大いに外に出かけましょう。
と、これからおむすびを作って、近所の公園に出かけます。]]>
秋になりました。
http://carissimi.exblog.jp/9824977/
2008-09-30T03:51:00+09:00
2008-09-30T04:05:15+09:00
2008-09-30T03:51:53+09:00
carissimi
イタリア育児事情
この夏、2ヶ月半、どっぷり日本で過ごしました。前半は仕事中心でしたが、後半は子供と一緒に、パン作り教室、水泳教室、水族館、親子でイタリア語講座、トーマス博、トミカ博、温泉、ぶどう狩りなど、いろいろなイヴェントに出かけ、日本の夏休みを満喫致しました。やはり日本は子供イヴェントが充実していますね。
椿山荘でのお昼付きパン作り教室は、お盆中旅行に行けなかった我々にはちょうどいいイヴェントでした。お米の粉で作った生地でアンパンマンなどを作って、お昼を頂いている間焼いてくれます。上二つが我が家の作品です。
ランチプレートも豪華。
デザートも種類がいっぱい。
9月半ばイタリアに戻り、早速子供は翌日から元気に幼稚園に通い始めました。何しろ2ヶ月半ぶりのイタリア語ですから、少々心配していましたが、子供の脳はすごいです。日本から乗り換えのウィーンの空港に着いて西洋人を見るなり、イタリア語で話し始めました。幼稚園も初日から全く問題なく通っています。前回かなりひどかった時差ぼけ(夜中2時に起きご飯を食べ、朝までひと通り遊んでそのまま幼稚園に出かけ、夕方6時頃に寝てしまう、という生活が4〜5日続きました)も、今回は全くありませんでした。
ボローニャは、日本より少々早く秋が始まったようです。日中は秋晴れですが、朝晩はかなり冷え始めました。イタリア人にしては趣味が悪いなぁ〜、と個人的に思っている冬用のキルティングのコートを来ている人を見かけるようになりました。
そんな中、息子の幼稚園主催の大掛かりな子供祭り、幼稚園のぶどう狩り、子供のお友達のお誕生会&ピクニックなど、楽しく過ごしております。
まず子供祭りは、息子のカトリック系幼稚園が所属する協会主催で、すでに32回を数えるのですが、週末2日間街の大きな公園で、絵本市、演劇、コンサート、父兄や先生が手伝う食堂やゲーム、工作教室、バレエ教室体験、ソーセージ作り体験やボローニャ名産の試食会まであり、1日中楽しめます。今年はこの週末、毋子だけで過ごさなければならなかったので、お昼ご飯を食べがてら2日間とも出かけました。幼稚園のお友達も来ていて、すっかり日が暮れるまで走り回っていました。
そして、ぶどう狩りは、息子のクラスのお友達のおじいさんがボローニャ郊外にぶどう園を持っていて、孫のクラスのお友達のためにぶどう狩りをさせてくれました。息子はぶどうも大好きだし、去年、バスで幼稚園の遠足を体験して以来、すっかり遠足が好きになり、とても楽しみにして出かけました。そのぶどう園にぶたや牛やうさぎなどの動物もいたようで、子供達にとっていい体験になったようです。父兄がこんな計らいをしてくれるなんて、東京ではなかなかない事ですね。
東京ではなかなか出来ない事と言えば、昨日の日曜日、お友達のお誕生日で、ボローニャの丘にその家族が持っている畑で、ピクニックがありました。幸いお天気に恵まれ、秋野菜を植えるのを子供達に手伝わせてくれて、その後木陰でお昼ご飯とケーキをいただき、子供達はブーメランや凧を飛ばしたり、団栗広いをしたり、大変楽しい1日でした。この丘からは、ボローニャのシンボル、サン・ルーカ教会が見え、素晴らしい眺め。ボローニャには、街中から車で10分も行けば、このような素晴らしい景色の場所がたくさんあるのです。朝起きてから天気を見て、「じゃ、お弁当持ってちょっと出かけるか」と決められる距離。東京ではなかなか出来ない事です。いつか日本に完全帰国した時、ボローニャが恋しくなるのは、ボローニャの美味しい料理と、この素晴らしい眺めとゆったりした時間ですね。
しばらくイタリアの秋の味覚、芸術の秋、を楽しみたいと思います。
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やっぱりイタリアは美味しい〜!!
http://carissimi.exblog.jp/9077242/
2008-06-19T22:06:00+09:00
2008-06-19T22:10:17+09:00
2008-06-19T22:06:37+09:00
carissimi
イタリア美食事情
一度偶然通りかかって入ろうとしたら満員で、それ以来気になっていたお店に、約1ヶ月前の週末行って来ました。ここは店の裏に池(Lagoラーゴ)があるので、お店の名前も「Il Laghetto イル・ラゲット」。池の方にテラスがはり出してあって、なかなかいい雰囲気。
土曜日だったのですが、お昼のメニューが13ユーロ(約2.000円)で、プリモ、セコンド、コントルノ(付け合わせの野菜)、水、ワイン、コーヒーが付きます。初体験のレストランでは、やはりプリモはボローニャ料理の定番「タリアテッレ・アッ・ラグー」
セコンドは「ボローニャ風豚カツ」。薄い豚カツの中にチーズが入っております(ちょっと重い)。
そして、付け合わせの焼き野菜。
ちなみに主人は「Affettato misto ハムの盛り合わせ」を取りました。
息子はテーブルについているのに飽きたら、池の中の鯉やカモにパンをあげて大喜び。外には、ブランコや滑り台などもあって、子連れにはお薦めの場所でした。
暖かくお天気の良い日には、このように郊外のレストランで食事をするには、ボローニャは本当に良いところです。
そして、ボローニャの郊外(と言っても隣町モデナ市なんですけど)にはヴィニョーラというサクランボの産地があります。この時期、毎年車でヴィニョーラ近郊の農家へ直接サクランボを買いに行っていたのですが、今年は主人がおらず車で行けないので、近所の八百屋で買うサクランボで辛抱。でも、先日ボローニャの中心のメルカートですんごいでかいサクランボを発見。ちょっと高かったのですが(1キロ8ユーロ、約1.300円)好奇心で買ってみました。これがすごくあま〜くて美味しかった。卵と並べてみました。卵はLの大きさです。
こちらのサクランボは日本で売っているいわゆる「アメリカン・チェリー」のように赤紫のサクランボ。実は日本に居た頃は、この「アメリカン・チェリー」はあまり好きではなかったのですが、こちらに来て大好きになりました。逆に最近は、佐藤錦の方が、ちょっと固く甘さが足りないように感じるようになりました。
先週末には、そのヴィニョーラで「Sagra di cigliegi サクランボ収穫祭」がありました。行けなくて残念!!
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暑かったぁ〜。
http://carissimi.exblog.jp/9040539/
2008-06-13T21:32:00+09:00
2008-06-13T21:39:05+09:00
2008-06-13T21:33:04+09:00
carissimi
旅行記
暑かった〜。出発前のイタリアは局地的な大雨が降って、ちょっと肌寒い日があったし、ドイツは涼しいイメージがあったので、長袖を用意していたら、主人からその数日前からかなり暑くなっている、という知らせ。暑いって言ってもドイツでしょ!と思いながら、一応ネットでベルリンの天気を調べてみたら、私たちが滞在する4日間どっぷり最高気温が28度。一応寒い日用に長袖を一つ入れて、後は夏仕様の服を持って出かけた。
乗り換えのミュンヘンはアルプスに近いせいかやや肌寒く、ベルリンの空港も風邪が強く、やはり持って来た長袖が役に立った。しかし、ベルリンからポツダムへ移動するにつれ、雲がなくなり、なんだか暑そうな感じ。結局、ネットの予報通り(いや、それ以上に)暑い4日間だった。
さて、世界遺産のサンスーシ。一言で言って、でかすぎ。広大なサンスーシ庭園の中に、サンスーシ宮殿、絵画館、新宮殿、オランジェリー宮などいくつもの見所が点在しているのですが、入口から入ってまずひとつの目的地に行くまでが遠い。しかも子連れだとなかなか辿り着かない。辿り着いたとしても、子連れで落ち着いて中を見るなんて無理な大きさ。そこから次の目的地までがまた遠い。
結局、この4日間でこの世界遺産の何を見たか、というと、サンスーシ宮殿の前の綺麗な花壇とそこに流れる川にいたカモ達。宮殿やポツダムの街は、子供の希望で乗った観光用の機関車バスから見ただけでした。。。中世・ルネサンスの国イタリアから来ると、すごく新しく豪華に見える。サンスーシ宮殿(↓)
そして、私たちにとって欠かす事の出来ない、旅行の楽しみのひとつ、と言えば、料理。まぁ、ドイツだし、あまり期待はしていなかったが、到着初日の夕食はかなり良かった。その日は、家で作ったおむすびと機内で出されたハムやチーズ、パンぐらいしか食べていなかったので、温かい物が食べたかった。主人がキッチン付きのホテルに滞在していたので、何か作ろうか、という話になったが、まともな物が食べたいので、ホテルの横の庭付きのレストランで、白アスパラ付きの「ウィンナー・シュニッツェル(ウィーン風豚カツ)」を食べた。実は、私、ウィンナー・シュニッツェルが大好物。オーストリア、南ドイツなどを旅した時は、各地のこの料理を食べ比べたりした。まぁ、どこもそんなに大差はないが、この日のウィンナー・シュニッツェルは、かなり美味しかった。茹でた白アスパラもなかなか。でも、どちらかというと、上にかかっているソースが美味しかったな。
初日の料理が期待以上だったので、今後もかなり楽しみになってきた。
そして、2日目は主人がオフだったので、お昼に川の方の水上レストランに行った。
良く晴れて、景色もかなり良かったので、料理にも期待大。ドイツ語のメニューしかなかったので良く分からなかったが、大好物の羊が「ズッキーニ入りのマッシュドポテト付き」であったので頼んだところ、予想した物とは全く違う物が出て来た。見た目からしてかなりまずそう。。。まずは恐る恐る「ズッキーニ入りのマッシュドポテト付き」を一口食べてみたところ、「ウェ〜、まっず〜い!!」この世の食べ物とは思えない。ポテトの味は全くしないし、ズッキーニもなんだか生魚と一緒に調理したのぉ〜???みたいな味。そして、大好物の羊と言うと、なんだか固そう。やはりナイフが入らない。。。半ば諦めながら口に入れたが、やはりまずかった。。。はっきり言って、これまでに食べた物の中で、ワースト1に輝くほどのまずさ。こんなまずいのどうして客に出せるのぉ〜???しかも16ユーロ(約2.300円)も取って!!息子が食べていたトマトソースの茹で過ぎのパスタの方が数倍も美味しく感じた。
3日目は庭園内の観光客で溢れるレストランの庭で昼食を取った。観光客目当てだし、とあまり期待せず入った。ここにも羊があったので、まぁ、昨日よりはまだましだろう、と思い、あまり期待せず注文した。が、けっこう美味しかった。付け合わせの野菜もなかなか。とりあえず、あまり悪い印象を持たずにすんだ。
でも、やはり羊は、お肉の柔らかさといい、塩こしょうのシンプルな調理法といい、スイスで食べるのが一番だなぁ〜。一度、スイスの山で羊の群れを見たとき、思わず「美味しそう。。。」と漏らしてしまい、旦那に驚かれた。
ところで、ドイツと言えばジャガイモだが、本当に料理には必ず付いてくる。確かに美味しいが、イタリアのジャガイモも負けてはいない。数年前に当時ベルリン在住だった友人がボローニャに遊びに来た時、郊外のレストランでローズマリー味のポテト・グリルを頼んだところ、みんな「美味しい、美味しい」と絶賛したが、その友人だけ無口だった。「あぁ、きっとドイツの方が美味しい、と思ってるんだろうなぁ」と想像していたが、後になって聞いたら、「ジャガイモまでイタリアの方が美味しくって、めちゃくちゃ悔しくて何も言えなかった」のだそうだ。
まぁ、料理はこんなでも、街は綺麗だし、緑が沢山あって、子育てはしやすいだろうなぁ、と思った。
でも、子供に対する目は、ドイツの方が厳しい。イタリア人ほど子供に対して笑顔を見せないし、バスや電車の中でも子供に席をゆずらない。しつけに厳しいのか。でもそのわりに、子供に外を裸足で歩かせてる人多いなぁ。
しかし、今回特に気がついたのは、ドイツ人のおばさんパワー!水上レストランでは、私たちのテーブルの後ろに8人ぐらいのおば様だけのグループがいて、楽しそうに写真を撮ったり、ビールを乾杯したり、大騒ぎ。そして、3日目の観光用の機関車バスでは、これまた7,8人のドイツ人おば様のグループが「出発までまだ20分ぐらいある」と言って、近くのバールからビールの大ジョッキを持って来て乾杯が始まった。市内を回っている間も飲んでいた。。。そして、その後入ったレストランでもおば様だけのグループというのがかなりあった。イタリア人の同じような50〜60代の女性って、昼間に女性だけ食事に出たり、お酒飲んだりっていうのはないなぁ〜。やっぱりこの年代のイタリア人女性って、保守的なのかしら???
とにかく、ポツダム滞在は楽しかったけど、言葉の通じるイタリアに戻って美味しいピッツァを食べて、ほっとしました。
ところで、これは何の鳥でしょうか?
カモの一群に混ざっていたのですが、カモのようには泳がず足に水かきもありません。鳴く声はどう聞いてもカラス。これってカラス???イタリアでは全然カラスは見かけなかったのですが、ドイツにはいるのでしょうか?
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次は・・・・・
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2008-06-05T21:35:00+09:00
2008-06-05T21:33:53+09:00
2008-06-05T21:30:51+09:00
carissimi
イタリア育児事情
受付を済ますと「あちらで待っていて」と、他の子供がいる待ち合い室を指した。さすがにそれは、と思い、ちょっと離れた風通しのいい廊下の椅子で待っていた。17キロ近い息子は抱っこで寝てしまい、おかげでこちらは翌日から腕が筋肉痛。「ミラビランディア(ラヴェンナにあるテーマパーク)に行くはずだったのに、日曜日に病院とはねぇ〜」と、息子の突然の風邪にぼやいているお母さんもいる。まぁ、子供がいるとなかなか予定通りの行動は出来ない。。。
そうこうしているうちに、待つ事15分ほどして、呼ばれた。一通り、いつから発疹が出たか、熱はいつからどれぐれい出たか、いつから水疱瘡だと思ったか、などを聞かれ、もう一人の先生が発疹の出ている部分と状態をチェックして、5分ほどで診察は終わった。
ここまではまぁ、とりあえずイタリアにしては順調な方、と思っていたのだが、やはり問題は薬局。こちらのシステムは、病院で処方箋を書いてもらい、それを薬局に持って行って薬を買う。日本だと同じようなシステムでも、大体その病院の近くにいくつも薬局はあるものだ。しかも日曜日でも開いているところは沢山ある。しかし、ここはイタリア。街の中心の大きな公営薬局は24時間空いているが、日曜は大体が閉まっていて、当番制で休日に開ける。案の定、うちの近くの薬局は開いていない。一番近くてバスで3つ目の停留所。
この日は、息子が熱を出していつもより甘えん坊になっていて、彼を残して一人で買いに出るわけにもいかないし、ましてや水疱瘡の彼を連れてバスに乗るわけにもいかない。つくづくイタリアの医療制度の不便さを感じた。
仕方なく、近所に住む数週間前に水疱瘡になった幼稚園友達のお宅に電話をして、薬が余っていないか聞いたところ、そのお母さんが自転車で買いに行って届けてくれる事になった。有り難や!
とりあえず、家になった熱冷ましで熱は下がり、発疹のかゆみもあまりなく、順調に回復へ向かった。
実は、明日から、主人のいるドイツへ行く予定にしていたので、間に合うかどうかぎりぎり、というところだった。それで発病後6日目の昨日、お医者さんに往診してもらった。恐る恐る、その翌々日から旅行の予定がある事を話すと、先生は「ん〜、飛行機でしょぉ?」と難しい顔。が、息子の発疹の状態を入念にチェックして、もうどれもかさぶたになっているし、法律上が5日目まで外出禁止で出発の日は1週間経っているから大丈夫、とお許しをもらった。
「ほっ!」もうこれで3週間以上も息子はパパに会っていないし、私も母子家庭に飽き始めていたところ。良かったぁ〜。
これで、晴れて、明日から少し気分転換の旅に行って来ま〜す!!
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