和製イタリア語
さて、今日は「和製イタリア語」について書きたいと思います。
実は、先日いつも行く大型スーパーで日本の梨を発見。イタリアでは通常「ペーラ」と呼ばれるいわゆるひょうたん型の洋なしが主流なのですが、珍しく丸い梨を見つけました。ちょっと小ぶりで味もどうかと疑わしかったのですが、私はどちらかというと洋なしよりもこちらの方が好みなので、試しに買ってみました。でも、十分日本の梨の味で、なかなかブオーノ(美味しい)でした。
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(1キロ1.60ユーロ、約240円なり。)
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イタリアではこの他にリンゴの「フジ」も売っています。イタリアのりんご「メーラ」にはいろいろ種類がありますが、やはり日本の物に比べると甘みが少なく、私はあまり好みではありませんでした。でも、昨年スーパーで「フジ」を見つけ、値段も他のとそう変わらないので、それからこれを好んで買っています。
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(1キロ1.48ユーロ、約230円なり。)
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(形も色も、日本のふじより悪いですね)

あとは、柿もありますし、「ミヤガワ」と称する日本みかんもあります。ただ、柿は熟しすぎているやわやわの物。こちらではスプーンで食べるんですもの。この柿、イタリア語でも「カキ」と言います。もう10年以上前、我が家にイタリア人の女子大生がホームスティしていた時に、始めてイタリアでも「カキ」と呼び、スプーンで食べるのだと知りました。でも、この「カキ」はイタリア語で2個以上だと「カキ」と呼ぶのですが、1個だと「カコ」なのです。なぜかと言うと、イタリア語で単数は「-o」で終わり、複数になると「-i」で終わるからです。なので、1個の柿は「Kako カコ」で2個以上は「Kaki カキ」。
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(1キロ1.80ユーロ、約270円)
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(見るからに柔らかそうでしょう)

イタリアでも日本語の「マンガ」や「忍者」のような単語がそのまま使われていますが、その場合でもこの文法は有効です。例えば、着物。1着だと「Kimono キモノ」、でも2着以上だと「Kimoni キモニ」。単数が「-o」で複数が「-i」で終わるというのは男性名詞ですが、女性名詞の場合、単数が「-a」複数が「-e」で終わります。例えば、芸者は一人だと「Geisya ゲイシャ」、でも2人以上だと「Geisye ゲイシェ」。なんだかやっぱり変ですよね。やっぱり「柿」は「カキ」だし、「着物」は「キモノ」、「芸者」は「ゲイシャ」ですよねぇ。
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by carissimi | 2006-12-04 05:47 | イタリア生活事情
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