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幼稚園選び(2006年11月20日投稿)
今回の帰国中、いつも帰国した時に遊んでくれるママ友達にとっては、大変な時期でした。というのも、日本では11月頭は、幼稚園の入園手続きの時期。
お腹が大きい時からのつきあいで、機会がある毎に集まっては、お互いの子供の成長を楽しんでいましたが、「もうその子達も幼稚園に行く年かぁ」と感慨深かったり、ママ友達の幼稚園選びの話を聞いていると「大変だなぁ」と他人事のように感心してみたり。児童館でも子供のリトミック仲間の間でも幼稚園の話ばかりでした。やはりどのママさん達も自分の子供の最初の学校となると、事ある毎に見学に行ったり、周りの先輩ママさんからの情報を集めたり、本当に大変そう。私も日本にいたら、きっとこの話の中心になって、情報を集めまくっていたと思います。ママさん達の選ぶ基準は、それぞれの幼稚園の教育方針(制服のかわいらしさで選ぶ人もいるようですが)や清潔感があるかや園庭が広いかなどの環境。日本の幼稚園はほとんどが私立で、それぞれ独自の教育方針を打ち出しています。のびのび育てる所や、行儀作法を重視する所、お受験を目指す所。もちろん入学金、授業料が必要。
願書提出の日も二つの幼稚園を掛け持ちしている親は、パパが会社を休んで片方の願書を出しに行くとか、面接時間が重ならないように片方を朝早く並んで出して、もう片方は午後に出しに行くとか、作戦を練っていました。
一方イタリアの幼稚園は、そういう意味では親の負担はかなり少ないかも。まず、ほとんどが公立の幼稚園で入学金・授業料はただ(保育園は親の収入額に寄った額を払います)。ただし昼食を食べる子は1日5ユーロ(約750円)払います。
そして、幼稚園選びは、春先になると自治体から幼稚園入学の連絡が届いて、自分の家の学区からいくつか候補を選んで自治体に届けます。そうすると、自治体の方で選んでくれます(なので第1希望にならない事も)。
時間は、8時から9時の間に登園し、お昼を食べない子は12時頃まで、食べる子は5時まで残ります。日本に比べるとかなり長く幼稚園に預ける事が出来るわけです。というのも、イタリアのママさんはほとんどが働いているから。
でもまぁ、とにかく日本のママ友達もみんな希望の幼稚園に子供達を入れられたようで、良かった良かった。でも、これから帰国した時にみんな幼稚園に行ってしまうので、あまりみんなと遊べなくなると思うと、それも少し寂しいなぁ。。。
by carissimi | 2006-12-04 05:19 | イタリア育児事情
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