イタリアの育児費用 その2
息子の保育園生活5日目の昨日、昼食後12時半に迎えに行くと、庭で車に乗って遊んでいた息子は、私の顔を見るなり「帰らない!」。他のお母さん達が次々と子供と外に出るのを見ても、知らん顔して車で遊び続けています。昨日の午後は、電車で40分ほどの街へ主人のリハーサルを聴きに行く事になっていたので、乗り物好きな息子に「電車に乗るんだよぉ」と誘って、やっと外に連れ出しました。そして6日目の今朝は、9時に保育園に行くとすでに朝のおやつの用意がされていて、息子はさっさとみんなと一緒にテーブルへ。私が「バイバイ。ママにバーチョ(キス)して。」と言っても、「チャオチャオ〜」と一瞥。初めの2,3日の騒ぎは嘘のようです。

さて、昨日の続き。

おむつやミルクなどの値段はどうかというと、これも高い。日本では、これらは安い薬局で大量に安売りされているのが当たり前ですが、こちらはそんなことはありません。普通にスーパーか薬局で買います。薬局で買う方が高いので、我が家は大型スーパーでの安売りを狙って買いますが、例えば、日本にもあるパンパースのオムツ、これはイタリアでは32枚入りのパンツタイプが17.90ユーロ、約2.700円。日本ではパンパースは高い方ですが、2.000円はしないですよね。
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ミルクは、安めの物で900gの粉ミルクが9.00ユーロ、約1.350円。勿論日本のように二缶でおまけ付き、なんていうのはありませんし、外出用の1回ずつのパックなんて便利な物もありません。
1年ほど前にイタリアのニュースでも「イタリアの粉ミルクやおむつはヨーロッパの中でも高い」とやっていました。周りにもイタリアは高いので、ご主人が仕事でドイツに行くときに買ってきてもらう、とか、インターネットでドイツの製品を取り寄せる、なんて人もいました。
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離乳食は、イタリアはフルーツや野菜、魚、肉など一種類ずつが100gぐらいの瓶詰めになっている物が多く、外出や旅行の時に持参すると重い、重い。一方日本の物は、プラスティックのパック入りで軽く、しかも中華風野菜の煮物とひじき入りご飯のセットとか、西洋風野菜煮とピラフのセットとか、おかずとうどんとかまるでお弁当のようになっていて、スプーン付きで温めてそのまま食べられる物が多いのです。帰国すると大量に買って、イタリアのママ友におみやげにするととても喜ばれました。
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子供服も日本では、「あかちゃん本舗」や「西松屋」みたいな子供専門のお店や近所のスーパーでも、シーズン末のセールでズボンやTシャツが500円以下で売っているので、翌年用の大きめのサイズを買います。しかもけっこう生地もしっかりしています。こちらは、子供専門のお店の物は高いし、スーパーの物は安いけれどあまりいい製品ではありません。スーパーでもズボンは最低1.500円ぐらいします。メルカート(市場)でも安く子供服を売っていますが、日本で買える程の安さと質の良さではありません。

イタリアの服は、デザインや色使いがとても素敵なのですが、やはりこれは西洋人だから似合うのです。100%日本人の息子には、パステルカラーのかわいい色使いは似合いません。しかも東洋人の子は西洋人の子に比べて、頭が大きいので、こちらの上からかぶるタイプの服は着せるのが大変。生まれた直後のまだ首が座っていない時は特に、イタリアの上からかぶせるボディタイプより前で結ぶ日本の着物タイプの方が断然便利でした。
それに、東洋人は手足だって短いから、イタリアの服を着せても残念ながらあまりかっこよくありません。

と言うわけで、我が家はイタリアに住んでいながら、子供製品はほとんど日本製です。

と、このように、おむつやミルクは約3割高、服も2倍近くします。しかも今はユーロがめちゃくちゃ高くて、私たちがイタリアに住み始めた頃の物価の2倍はしています。もう買い物天国イタリアなんて伝説ですよ。今は日本で買い物をした方が断然安いです。100円ショップもあるし(イタリアの99セントショップで売っている物なんて、ちゃちー物ばかりです)。

ちなみに、日本のベビー用品メーカー「アプリカ」のお店が、ミラノの高級ショッピング通りのモンテ・ナポレオーネ通りにあります。このお店にあるベビーカーは、全部革張りとかすごいフリル付きとか、かなりセレブ向けのモデルで、勿論値段もそれなりです。しかもこの通りの周辺には「ミキハウス」もあるし、私が密かにはまっている「プリーツプリーズ」を売っているお店もあります。なので、私が「プリーツプリーズ」の服を着て、子供に「ミキハウス」の服を着せて「アプリカ」のベビーカーでこの通りを歩けば、イタリアでは私たち親子も「セレブ(偽)」。オ〜ホホホ。
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by carissimi | 2006-09-22 17:25 | イタリア育児事情
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