イタリアの保育園事情
現在2歳8ヶ月の我が息子も、いよいよこの9月からボローニャの学校に通います。

こちらは、3歳以下で必要な家庭は保育園、3歳以上の子供は全員幼稚園に通います。来年1月に3歳になる息子は来年9月から幼稚園に通う事になるのですが、近所の私立幼稚園に2歳児が通ういわゆる保育園部みたいなものがあり、そこに通う事になりました。

イタリアは、日本以上に働くママさんが多く、公立保育園も沢山ありますが、それでも不足している状態です。
こちらの公立保育園は、朝から夕方までの全日と、午前中だけの半日の二種類があります。春に対象になる家庭に役所から案内が送られてきて、必要な家庭は申し込みをし、家庭環境や収入状況などによって選抜されます。月々の授業料はその家庭が収める税金額によって決まります。
一方、私立保育園は、全員同額の授業料を払いますが、保育園によって多少異なります。息子が通う保育園は私立にしては他の私立保育園に比べて安く、公立と比較しても中の上ぐらいに税金を払っている家庭とそう変わりません。

昼食の2回のおやつはすべて保育園が用意してくれます。昼食は、公立も私立も同じボローニャ市の給食センターに発注し、授業料とは別に1回の昼食につき5ユーロ(約750円)を払います。

9月のだいたい2週目から始まるので、7月に最初の父母会と授業の開始日のお知らせが来ます。うちの場合、9月5日に父母会があって11日の月曜日に最初の授業が始まり、初めの3日間は午前だけ、と書かれていました。
「子供が学校に行き始めれば、私も落ち着いて歌の練習やいろんな調べ物ができる!」とこの日を待ちに待っていた私は、もうこの案内を受け取った時から、11日の週から何をやろうかいろいろ考え始めていました。そして、いざ5日の父母会に行ってみると、11日の開始はまだヴァカンスから帰っていない生徒や先生がいる、という理由で12日からの開始に変更。幼稚園の部が初日から全員がいっせいに通い始めるのに対して、息子の保育園部は18人いる生徒が13日から1,2人ずつ順番に1時間ずつ時間差で登校し始めるのです。つまり、最初の二人は13日の8時半から9時半まで。次に違う二人が10時半から11時半まで。翌日も最初の8時半から9時半までの二人に1人、また10時半から11時までのグループにもまた違う子が一人加わる。というように、除々に人数が増え、登校する時間と下校する時間も少しずつ前後に延びていって、やっと3週目に通常の時間となります。なので、最後は第2週目の木曜日から登校開始、なんて子もいます。
という訳で、我が息子は3日目の第2グループになり、14日の10時半から11時半までの登校で、12、13日はお休み。「11日から午前中いっぱい自由時間!」と思っていた私は、期待はずれ。しかも最初の日は、親が一緒に登校した後、20分ぐらい子供と一緒にいて、「ちょっと買い物に行く」とかなんとか言って外に出るけど、もしもの時のためになるべく保育園の近くにいるように、との事。そして、11時半には迎えに行くので、ほとんど自由時間はありません。

でも、このシステムはこちらの保育園では当たり前のようです。日本に比べて生徒の人数に対しての先生の数が少ないし、特に息子のクラスは18人の生徒に対して2人の常任の先生と1人のアシスタント。しかもその2人の先生のうち1人は現在新婚旅行中で来週からの勤務だとか(イタリアらしい)。先生側も徐々に生徒に慣れるためにも、また、生徒側も少しずつ保育園に慣れるためにも必要なシステムかもしれません。

という訳で、私の待ちに待った自由時間は第2週目から半日、3週目からようやく朝から夕方までとなります。もうしばらく我慢・・・。

このように、イタリアで音楽や一般的な生活上だけでなく、妊娠や出産、育児を通じても興味深い発見をしました。追々それらを綴ってみたいと思います。
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by carissimi | 2006-09-14 04:10 | イタリア育児事情
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