ナポリ式結婚式その1
先日友人の結婚式に行ってきました。イタリアでの結婚式に参加したのはこれで2度目。両方とも、花嫁が日本人で花婿がイタリア人なので、100%イタリアの結婚式というわけではありませんが、最初のカップルは神戸出身の花嫁とナポリ出身の花婿、そして今回は鹿児島出身の花嫁とまたまたナポリ出身の花婿というカップル。前々からイタリアの結婚式はどんなかしらん、と興味があったし、特にナポリ人の結婚式はすごい、と噂に聞いていたので、どちらの結婚式もとても楽しみでした。

2年前に結婚した最初のカップルは、ミラノ近郊に住んでいるのですが、花婿の両親・親戚がナポリに住んでいるため、花婿の故郷ナポリで行われました。午前11時45分頃ナポリの中心にあるヌオーヴォ城の前に集合、12時からその中で式があり、その後高台にある眺めのいいホテルのレストランに移動してお食事という予定でした。がしかし、ここはナポリ。イタリアの中でも特に物事が時間通りに進まない街。
「まだ花嫁は着かないのか」と待てど暮らせど花嫁の姿は見えず、「やっと来た」と思ったのが12時15分頃だったかしら。
このカップルは教会でなく役所での結婚式だったので、花嫁は振り袖を着ていました。とってもかわいくて、その場にいた大勢の部外者達も珍しそうに見ていました。やっぱり着物っていいですよねぇ。

そして押しに押していた前のカップルが出てきて、私たちの入場。式自体は15分か20分ぐらいだったように記憶していますが、その後、その城の海側のテラスに出て、記念撮影。それからやっと食事の場所に着いたのは2時をとっくに過ぎていたような。。。
食事は、ナポリ在住の友人から「ナポリの結婚式は長いし、食事もすごい量だから、夕飯は考えなくてもいいわよ」と言われていたし、花嫁が「ナポリの料理はすごい量だから、一番少ないコースにしたから」と言っていたので、覚悟はしていたにもかかわらず、それでもやはりすごい量でした。ひとつひとつの料理は良く覚えていないけれど、さすが、ホテルのレストラン、美味しかった事は覚えています。

食事の合間に音楽家の花嫁の友人達が歌ったり演奏したり。そして、食後はレストランの横のテラスに出て、ヴェスーヴィオ火山とナポリ湾を見ながらケーキとお茶。その間も花婿の親戚達がギターの伴奏でナポリ民謡を歌ったり賑やかでした。もう夕飯の時間ぐらいだったかなぁ。

そして、確かその間に記念撮影だったかしら。こちらの記念撮影は、日本のように全員
で一緒に撮るのではなく、カップルと一家族ずつ順番に撮るのです。なのですごい時間がかかる。時間の節約のため、旦那抜きでの参加だった私は独身の友人と一緒に撮影。
その間もおしゃべりや歌で賑やかです。そんな賑やかな中、日本人達で「ふるさと」を歌うことに。しかし、それがその賑やかな場を急展開させてしまったのです。みんなで歌い出したとたん、花嫁とイタリアに長く住む花嫁の友人達が号泣。私もやばいやばい、と思いながら、涙がつ〜。なんだかしんみりムード。それまで盛り上がっていたナポリ人達は訳が分からずきょとん。でも、日本人の一人が歌の内容をイタリア語で説明し、なんとかその場は収まりました。
普段そんなに日本が恋しいなんて思っていなくても、やっぱり日本の歌なんか歌ってしまうと、ぐっと来てしまいます。

まぁ、そんなこんなで時間は夜の10時過ぎ。引き出物をもらって帰る人もちらほらいるので、小さい子連れの私も先に失礼しました。が、後に残った人達に聞くと、その後またギター伴奏に歌い出す人がいたりして、結局お開きは12時近かったとか。ほとんど一日がかりですね。

と、つらつら長くなってしまいました。今日はひとまずここで終わりにして、先日の結婚式のご報告はまた次回。
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by carissimi | 2006-09-05 14:15 | イタリア生活事情
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